Uber Visaカードをゲットした
3/25/2018, 12:15:49 PM
Uber Visaカードをゲットした
追記: 2019–11–3
2020年2月以降、ここで書いているようなrewardsはUber Visaでは得られません。Uber関連のサービスに毎日お金を払っている方以外にはおすすめできないカードになりました。念のため追記しておきます。詳細はこちらの記事などをご参照ください。
アメリカでクレジットカードを作る
アメリカ合衆国に来て、Social Security Numberを取得したあと最初にしたことの1つがクレジットカードを作ること。SSNを取得したてで当然Credit Historyは皆無なので、それでも作れるカードの代表ということで、ANA Card USAに申し込んで、3週間くらいで無事カードを手に入れたのが2013年6月のことだった。
ANA Card USA時代
カードをゲットしてから、地道に支払い可能なすべてのものをカードで支払い、遅滞なく毎月全額を収め続けてスコアをあげたつもりになっていたが、なにせ、ANA Card USAはなにしろANAのマイルがつくだけ。こっちはANAに乗るとはいっても大した回数でもないしマイルの使い道にとぼしい。
そろそろそれなりのスコアになったかなあと思った10ヶ月後、なにげなくクレジットカード比較サイトを眺めていたら、新しくアメリカでサービスを始めたBarclaycardの紹介を目にした。旅行関係の支払いで1$2ポイント、2500ポイントを$25として使えて、初回ボーナス50,000ポイント。
こっちならANA以外の場所でもポイントを使えるし。$89の年会費があるものの初年度は無料だしANA Card USAも年会費はかかっていたから、まあいっかということでダメ元で申し込んでみたのが2014年3月。なんとapproveされてカードが届いた。ANA Card USAは速攻キャンセル。
余談。ANA Card USAをキャンセルした直後に、Amazonで買った商品がなんだか理由は忘れたけどキャンセルされて、カードにrefundされた。されたんだけどカードはもうキャンセルしたので戻ってこない。困ってANA Card USAを運営するFirst Bankcardに電話してみて事情を説明したら、refundされた分を小切手で郵送してくれた。後にも先にも小切手を持って銀行に行って口座に振り込んだのはこのときだけ。
Barclaycard arrival+時代
Barclaycard arrival+カードは、当初はクレジットカード比較サイトでの評判も上々だったし、クレジットラインも地道に増えたし、Mastercardのランクも少し上がったし、とそれなりにrewardingだったんだけども、2015年後半頃からポイント使用の下限が10,000に跳ね上がったり、Android Payがいつまでたっても使えなかったりと不満を溜め込み始めた。
2017年初にも、年会費を払う前に解約していよいよ他に移るかあ、と思って他のカードをいろいろ検討し始めた。Barclaycard arrival+は、この頃にはクレジットカード比較サイトでも全然評判がよろしくなくて、他のカードにない唯一の利点がヨーロッパでChip and Pinできるよってこと。いやまあヨーロッパ旅行もする予定はあるけど、そんだけ?
とはいえ移る先のカードにも対して魅力的なものがない。周囲を見るとChase Sapphire Preferredが一番人気のようだけど、年会費が今よりあがる上にメリットは大して変わらないように見える。初回ボーナスをもらえるのは魅力だけど。
そうやって結局2017年の年会費も払い、さらに使うこと1年。Android Payもようやく使えるようになり、まあこれでいいのかなあと思っていた矢先に、BarclaycardのサイトでUber Visaの紹介を見つける。
Uber Visaは年会費無料、Foreign Transaction feeゼロ、んでもってカテゴリーによるが最大4%バック。まじで?APRとかバランストランスファーのレートとか俺には関係ないし、これ最高じゃね?
Uber Visa却下
引っ越しで家賃を下げてケーブルTVを切ってといろいろ断捨離したので、ついでにカードも断捨離するかということで、さっそくUber Visaを申し込んだ。Ficoでのスコアは700をコンスタントに超えているし、問題はないだろうと。
ところがその2週間後、そっけない手紙とともに申し込みは却下された。
手紙に書いてある理由は「too few accounts with sufficient satisfactory performance」。いや確かにaccountは今のカードの分しかないけど、それあんたたち自身(Barclaycard USA)なんだから、俺がどんだけloyalでtrustworthyな客か知ってるだろう?!
んーまじかこれってどうにかなるんだろうかと、その理由の文言をネットで検索してみると、これはBarclaycardが使う文言なのか、同じのに当たった人がわりと多いみたい。掲示板を見てみたら、スコア800でこれをくらったという人に対して、回答者が「definitely recon」と言っている。reconnaissance?どこを?なんで?と思って「Barclaycard recon」で検索したら、reconsiderationのことだった。どうやらあまり表には出していない電話番号があるらしい。
Uber Visa reconsideration
さっそく翌日に電話する。手紙に書いてあるApplication番号を告げると、向こうから返ってきた返事は「当社からあなたに渡せるcredit lineは現在arrival+で利用可能な分だけです。arrival+のほうのcredit lineを減らす気はありますか?」なるほどー。
「もちろんです。Uber Visaをもらったらarrival+のほうはキャンセルするつもりでした」
「それなら、Uber Visaのほうに大部分を移して、arrival+のbalanceを全部払ったらあらためて電話してくれれば残りを全部移動させてarrival+をキャンセルするという流れにできますよ」
「それでおなしゃす!」
そして無事approveされた。5日後にカードが無事手元に到着する。めんどくさがらずになんでも電話してみるもんである。
Final thoughts
思うに(完全に想像だが)、僕が今持っているカードがBarclaycard発行のものでなければすんなり行ったのかもしれない。逆にUber Visaではなく、例えばChase Sapphireを申し込んでいれば、やはりすんなり行ったのかもしれない。これらは異なるissuerだから新しくcredit lineを作ることになるのだろうというのがその理由。副作用として、最初に使える枠はだいぶ下がっただろうけど。また一つアメリカでのサバイバル知識を得た。
知ってのとおりUberという会社自体の評判は非常によろしくないので、Uber Visaを持ってますとか自慢するようなことじゃないんだけど、このカードのreward内容は年会費無料のグループの中では群を抜いていると思う。Amazon PrimeのメンバーならPrime VisaでWholefoodsでの買い物が5%バックになるっていうので一瞬考えたんだけど、結局Primeの年会費を払いたくなくてやめた。
以上、クレジットカードを変えた話でした。