ニューヨーク市内で引っ越しの準備その1
3/11/2018, 8:20:50 AM
ニューヨーク市内で引っ越しの準備その1
ニューヨーク市内で引っ越しを決めたからの続き
My wireless history
この時点で僕は携帯電話の契約をしておらず、スマホはWifiでしか使っていなかった。ここでNYCにきてからの携帯電話の契約を振り返ってみよう。
この時代になっても電話番号は何かと必要なIDである。2013年にNYCに来て結構楽しみだったのも、AT&TとVerizonどっちにしようかなーとかいうことだった。どっちのショップにも行ったんだけど、決めかねたのでとりあえずVerizonでPrepaidのフィーチャーフォンを買ってまずは電話番号をとった。この電話には結局3、4回チャージしてたぶん$150くらい払ったと思う。最初のアパートの契約作業や、その他諸々で電話がかかってくることもかけることも度々で、携帯電話があってよかったなあと思った。
本物の電話番号があればGoogle Voiceのアカウントを作れる。携帯電話の番号をゲットしてすぐにGoogle Voiceのアカウントを作った。今でもこの番号が僕の電話番号だ。
2013年に渡米したときに持っていた端末はSoftbankの201Mで、まだこれをSIMアンロックできていなかったので、とりあえずWifiで使いつつNexus 5が出るのを待っていた。11月にNexus 5をゲットして、Straight TalkというAT&T系MVNOでとりあえず使い始め、その後Walmartで買えるT-Mobileの$30/moプランに変えて使っていた。
Prepaidなのでたまに日本に1ヶ月ほど戻るときは、Refillせずに放置してまた帰宅したらRefillするようにしていたんだが、あるときふと気づいた。俺、電話もSMSも全然してなくね?
朝起きて会社に行って夜帰って寝るという生活で、おまけに電話やSMSをくれる相手も全然いないとなると、携帯電話の契約を持っている理由が見当たらない。スタバはもちろん、マンハッタンではそこいらじゅうにNYCの無料Wifiのタワーがあるし、地下鉄の駅に降りれば地下鉄のWifiを使えるし、データを使えなくて困るということもない。
そこで2014年の中頃に日本から戻ってきてから、Refillをせずに携帯契約をしないことにしてみた。Google Voiceには今は使えない携帯の番号が連携されていることになっているが、それでもPCブラウザーのGmail経由で電話をかけることも受けることもできる。受けることができるので、電話がかかってくることがわかっていれば、PCを開いて待機していればよい。いつかかってくるかわからない電話で、どうしても出なければならないものなどないので、それで十分だった。
それから3年ほど経過し、たまに両親がこっちにくるとかで連絡できないと困るときにStraight TalkにRechargeして1ヶ月使うくらいで、携帯の契約はないままWifiのみで生きてきた。友だちが訪ねてきたのに友だちの携帯で店を探させたりして。
一番困ったのは自転車事故で救急車で運ばれたときで、このときは会社にも家族にも連絡できずあーどうしようと思っていたんだけど、やっぱりERに無料Wifiがあって、結局そこまでは困らなかった。
今どき手元のスマホでデータを使えない瞬間があるって最初は不安だけど、生活リズムができてしまえば、月に$50とか無駄に払っているのはバカバカしい。無駄じゃないことが多いんだろうけど、僕の場合は。
閑話休題。
Tingで携帯電話再開
そういうわけで携帯の契約がなかったんだが、引っ越し作業でふと気づく。前回同様、なにかと電話がかかってくるのでは?
月に$50とか払うのはバカバカしいが、最近では使った分だけ払うMVNOがあって安く済ませようとがんばれば$20以内に収まるかもしれない。さっそく宮川さんにTingのリファラルコードを送ってもらって、TingのSIMをゲットし、Google VoiceにTingの番号を連携した。あっと僕のコードも貼っておこう。ライトユーザーなら特にTingおすすめですよ。
引っ越し作業が終わって結論を書くと、電話の契約は正解だった。特に後述の引っ越し屋さんとの連絡で役に立った。部屋を探しているときも電話がかかってきていることが何度かあったので、もっと早く気づいていればよかったなと思った。